働きたい場所を選択できるレイアウトづくり

在宅／テレワークとオフィス、担当するクライアントのプロジェクト内容に合わせて仕事をする場所を選択しているセレブレイン様。

そのため、オフィスは日頃のミーティングやコミュニケーションを促進できる場にすることがポイントの一つでした。また、チームで仕事することも多いため、移転前から取り入れていたフリーアドレス席に加え、立ちミーティングスペースやソファミーティング席、窓側のソロスペースなど、さまざまな座席・ミーティング席を用意しました。そのときどきのプロジェクト業務内容に合わせ、働きたい場所を「自分で選択できる」オフィスの実現にこだわりました。

避難距離を確保する観点から、居室を作ることが難しい区画への入居でしたが、計画当初から消防法を遵守するレイアウトを検討・提案させていただきました。間仕切りによる仕切りが難しいため、什器によって通路や会議スペースを構築しています。
会議室までの動線にはハイシェルフを設置し、廊下部分はカーペットを張りかえることで、一つの広い空間としても感じられるよう、執務エリアと来客エリアをゆるやかに仕切りました。また、ハイシェルフには、業務上よく利用するという本やデータ資料、絵画や音響機器を設置することでセレブレイン様らしさを感じられる空間となりました。

従業員の意見を取り入れたデザイン・カラー選定

デザインやカラーリングについては、セレブレイン様の従業員から数名選抜いただき、デザインチームを発足。デザインチームからもアイデアをいただきながら、目指したいオフィスに合う壁紙やカーペット、什器など、さまざまな商品を提案させていただきました。その際、サンプルの提示だけでなく、メーカー各社のショールーム見学を実施したことで、よりオフィスへのイメージを膨らませていただくことができたのではないかと思います。
来客エリアの内装に関しては、エントランス・会議室ともにウッド調をベースにしながら、コーポレートカラーであるグリーン調の色彩を取り入れて、スタイリッシュかつあたたかみのある空間をつくりあげることができました。

また、執務エリアの家具についても、エリアごとに合ったカラーで什器をご採用いただきました。その際、コスト面も考慮して、状態がよくイメージに合う中古什器を部分的に取り入れたことで、グレード感を損なわずに金額を抑えることができました。

新オフィスでの運用は始まったばかりですが、トレンドに合わせて変化するセレブレイン様の働き方に合わせて、今後も最適なご提案をしていきます。