管理部門とは?業務内容、やりがい、向いている人を紹介

管理部門とは?業務内容、やりがい、向いている人を紹介

会社には管理部門と呼ばれる組織があります。管理部門はどのような業務を行っている組織を指すのでしょうか。また、管理部門におけるやりがいや、管理部門に向いている人の特徴はどのようなものでしょうか。

本記事では、総務を中心に管理部門のアウトソーシング、コンサルティングサービスを25年以上提供しているゼロインが、管理部門の概要について幅広く解説します。管理部門について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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管理部門とは

会社における管理部門とは、顧客対応を主として行わない業務、職種、部署の総称です。具体的な業務例としては、総務、経理、人事、労務などが管理部門に分類されます。管理部門は、売上に直接つながる業務を行う部署の担当者が円滑に業務を進められるよう、後方からサポートします。管理部門が適切に機能することで会社運営が健全に行われるため、管理部門の存在は事業成長や会社経営に欠かせない重要な役割と言えるでしょう。

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管理部門の業務例

管理部門にはさまざまな業務があります。ここでは、管理部門の代表的な業務である、総務、労務、人事、経理、法務について解説します。

総務

総務は、会社運営をスムーズに行えるよう、オフィス管理、福利厚生の整備、社内制度の改善や社内イベントの企画運営といった会社全体に関わる業務を行います。名前の通り、総務は業務範囲が広い分、役割や業務内容が分かりにくいと思われがちです。また、人事、経理、労務、法務といった、他の間接部門の機能を兼務することも多いのが総務です。

労務

労務は、社員と会社組織の関係に関する業務を行います。たとえば、入社や退社の手続き、年末調整や社会保険の手続き、勤怠管理、給与計算、労働契約の管理などが代表的な業務です。労務は、これらの業務を行うことによって、労働基準法やさまざまな規則に則った社内環境を整える役割を果たします。

人事

人事は、これから会社内で働く人の新規採用や、すでに働いている社員の育成や評価など、「人」に関連する業務を行います。新規採用では、面談・面接の実施や合否連絡、求職者との連絡などを行います。既存社員に対しては、人事評価、人材育成や人事異動などを行います。

経理

経理は、会社内における収入と支出の管理を行います。日常的に発生する仕訳や経費精算、請求書や領収書の発行、財務諸表の作成などを行います。会社によっては、会計や財務の領域まで経理担当者が行うこともあります。お金に関する業務を行うため、書類に不備がないよう、注意深く業務を行う必要があります。

法務

法務は、会社内で法的な問題に関連する業務を行います。これには、契約管理、知的財産権の保護、訴訟対応、法的アドバイスの提供、コンプライアンスの体制整備などが含まれます。法務が行う業務は、会社における法的リスクを最小限に抑え、法令遵守を徹底するために欠かせません。

管理部門のやりがい

会社において、あまり目立つことのない裏方仕事の多い管理部門ですが、どのようなやりがいがあるのでしょうか。ここでは、管理部門で感じられるやりがいについて紹介します。

管理部門のやりがい1:社員から感謝される

管理部門で働く人は、お客様と直接関わることが少なく、お客様に面と向かって感謝される機会は多くありません。一方で、社内の人と関わることは多いので、社内の人から頼み事をされたり、協力して業務を行ったりすることで、感謝されることが多い存在です。身近な人たちから感謝される機会が多いため、日々のやりがいにつながります。

管理部門のやりがい2:専門性の高い知識やさまざまなスキルが身につく

管理部門には、さまざまな職種や業務があります。そのため、幅広い業務に対応する柔軟性や対応力が身につきます。また、管理部門には専門性の高い知識やスキルが求められる業務も多くあるため、業務を真摯に行っていく中で、さまざまな知識、スキル、経験が身につきます。これらの専門的な知識やスキルは、自身のキャリアアップにもつながるため、やりがいを感じやすいでしょう。

管理部門のやりがい3:会社全体の課題を解決できる

管理部門は業務の性質上、会社の経営層や上層部の人と関わる機会が多く、会社全体を意識した意見や行動を求められることもあります。そのため、会社全体の課題に気づくだけでなく、自身の業務によって、課題を解決するためのアクションを起こすこともできます。経営者目線と従業員目線の両方をもちながら、社内の大きな課題にアプローチできることは大きなやりがいになるでしょう。

管理部門に向いている人の特徴

どんな仕事にも人によって向き不向きがあります。これは管理部門にも当てはまることで、管理部門の特性上、向いている人と向いていない人がいます。ここでは、どのような人が管理部門に向いているのかを紹介します。

管理部門に向いている人の特徴1:責任感が強い人

管理部門には、お金や法など、企業運営の根幹に関わる責任の大きな業務が多くあります。管理部門の1つのミスが、会社に大きな損害をもたらす可能性もあります。そのため、常に責任感をもって業務を行える人が、管理部門に向いていると言えるでしょう。

管理部門に向いている人の特徴2:人と関わることが好きな人

管理部門は、さまざまな部署の人と関わる機会が他部門よりも多く、部署間を越えた業務を行うことも頻繁にあります。そのため、人と関わること、コミュニケーションを取ることが好きな人には、管理部門の業務が向いていると言えるでしょう。また、他の社員をサポートする役割を務めることも多いため、人のために何かすることが好きな人にとっても管理部門は向いています。

管理部門に向いている人の特徴3:細かい作業をコツコツできる人

管理部門には、細かい事務作業が数多くあり、1日中パソコンで作業を行うことも少なくありません。そのため、細かい作業を毎日コツコツとこなす忍耐力がある人は、管理部門の業務に向いていると言えます。

これからの管理部門

管理部門には、ルーチンワークや管理業務に加えて、経営にも積極的に関わっていく戦略的な役割が求められるようになっています。

戦略的な管理部門とは、オペレーション業務や管理業務のみを行うのではなく、未来を見据えた戦略的な施策を常に打ち出す姿を指します。

戦略的な業務を行うためには、現在の業務の整理や可視化を行うこと、ルーチンワークや管理業務をアウトソーシングすることが有効な手段です。戦略的な管理部門の実現に向けて、管理部門のコンサルティングやアウトソーシングのサービスを積極的に活用していきましょう。

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管理部門はアウトソーシング可能

管理部門は、会社運営において欠かすことのできない重要な役割を担っています。しかしながら、業務量が多いことや、求められる役割の拡大などから、管理部門の適切な構築は難しくなっています。

そうした管理部門では、積極的にアウトソーシングを活用する企業が増えています。管理部門をアウトソーシングすることで、予期せぬ問題を未然に防げるだけでなく、従業員が自身のコア業務に専念できるようになります。管理部門に課題を抱えている場合や、より戦略的な役割を任せたい場合は、アウトソーシングサービスの活用を検討してみましょう。

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まとめ

管理部門の業務は、売上に直接つながる業務を行う部署(直接部門)の社員が円滑に業務に取り組めるよう、後方からサポートする重要な業務です。管理部門が適切に機能することで会社運営が健全に行われるため、管理部門の存在は事業成長や会社経営に欠かせない重要な役割と言えるでしょう。

また、管理部門には、ルーチンワークや管理業務にとどまらない戦略的な役割も求められていることから、アウトソーシングを活用する会社も増えています。

ゼロインは、創業以来25年以上をかけてさまざまな企業で培った、総務を中心とする豊富な管理部門のサポート経験があります。柔軟な業務対応範囲とホスピタリティの高さ、委託範囲を明確化するための業務整理や、業務設計力が強みです。管理部門に関するお困りごとがあれば、まずはご相談ください。

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